ミニマムパオのニートな日常

再受験・ニート生活を通して思ったこと感じたことを書いていきます。

夢の中にずっといたいと思うことが多々あった。

子供の自分が夢の中で誰ともわからない友達の子供たちと海の近くの岩場と砂浜が混じったような海岸で遊ぶ夢。

 

もしかしたらこれは、自分がそうでありたいと無意識に願った理想が夢になって現れた結果かもしれない。

 

最近は昔ほど現実に絶望していない、というより期待することをやめて自分はこんな人間だけどそれも悪くないなと思考を変えた諦めモードのような状態なので、それほど人生で感情が高ぶることがなくなったと言ったほうが正しいだろう。

 

何かに期待するたびに、それが叶わないと知り絶望する。

 

その回数が減ったので相対的に不幸を感じなくなってきた気がする。

 

自分は今、楽しいと思うことと、自分にできそうなことにフォーカスするようにしている。

 

少し前までは、少しでも利益を上げるようなことをしようとか、自分のためになることをしようと奮闘していたが、成長しようとすればするほど何も変わることのできない自分を直視しなくてはならないため、精神的にとても辛かった気がする。

 

誰かが作り出した「人より稼ぐべき競争」「誰が早く結婚するか競争」などから自分は降りることにした。

 

それは自分を一番不幸にする行動というのが「他人と比較すること」だと気づいたからだ。

 

ただこの「他人と比較する」という癖はなかなか治るものではない。

 

ぶっちゃけ不治の病のようなものだ。

 

「世間体」だとか呼び方は様々だが、この病は多分日本の人々の多くの時間や命を奪っていると思う。

 

 

日本は同調圧力というものがとても強い国なので(少なくとも今の自分はそう感じている)豊かではあるがとても生きづらい国だと思う。

 

この病に罹らないためには、ネットを絶って社会との関わりを極端に減らすか、逆に関わりを極限まで多くして色んな価値観があることを知るしかないだろう。

 

本をたくさん読むのも効果的だ。

 

しかし、自分は今就労支援に参加するという一番してはいけない行為を行おうとしている。

 

自分は社会に反発するのではなく、社会を利用するような人になろうと思っている。

 

利用というのは、悪い意味ではない。

 

自分の人生を最後に少しでもよかったと思えるようなものにするための手助けとして、今の社会を自分の人生の中に組み込むということだ。

 

もちろん全てを鵜呑みにするわけではなく、自分で利用する場所と利用しない場所とを区別して使い分けていくつもりだ。

 

将来的には社会を変に敵視することもなく、神格化することもない人間になりたいと思っている。

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